原曲はスティービーワンダー作曲。ミニ・リパートンが歌うソウルミュージックです。ポップスを純クラシック風に編曲することをこの頃から志向しています。元曲をそのまま編曲したように聞こえますが、イントロの調を変えています。
作曲:Stevie Winder
編曲・再作曲:Tomoko Nishio
編成:弦楽四重奏(1st&2nd Vln, Vla,Vc)
再開発前の二子玉川の雑踏を録音しそのまま音楽にするというフィールドレコーディングに挑戦した曲です。見えない夏と同様にsakamoto165提出用に作成しましたが残念ながら間に合わず。虫の声も人の靴音も編集せずそのまま使っていますが、音楽になっていると思います。
作曲:Tomoko Nishio
坂本龍一さんのsakamoto165優秀作品。坂本さんはサウンドストリート以降、定期的に作品募集型の番組をお持ちでしたが、sakamoto165はJ-Waveの番組でした。当時かなり体調を崩しており、気力を振り絞りながら作成した初めてのDTM作品です。
作曲:Tomoko Nishio
ポリモードが特徴的なハービーハンコックの曲を編曲しました。曲・編曲ともに難しいためかあまり演奏されません。とてもかっこいい憧れ曲。この曲を編曲できたことは自信となりました。3管のホーンアレンジを取り入れています。
作曲:Herbie Hancock
編曲:Tomoko Nishio
編成:TSax, Tp, Tb, Pf, Gt, B, Ds
アメリカの国道ルート66を愉快に旅する様子をうたう曲です。原曲はロック・ブルース。幹線道路として賑わったルート66はハイウェイに取って代わられ今は存在しません。古き良きアメリカを偲ぶ思いから、大胆にリハーモナイズしボサノバに編曲しました。高度な編曲テクニックゆえプロからの評価が大変高いのですが、音楽としてシンプルに楽しめると思います。
作詞&作曲:Bobby Troup
編曲:Tomoko Nishio
編成:Vo,TSax,Pf,Synth,Gt,B,Ds
ガーシュイン作曲、ミュージカル「ポギーとベス」で歌われる子守歌です。黒人のナニーが赤ん坊のおぼっちゃまをあやす歌詞がどうしても男性に振られた女性の恨み節のように思え、ロックミュージカル風にアレンジしてみました。編成が限定されるなか、Epの低音をSE風に使うなど工夫をしています。演劇志向が現れた作品です。
作詞:DuBoss Heyward & Ira Gershwin
作曲:George Gershwin
編曲、歌詞補作:Tomoko Nishio
編成:Vo,Pf,Synth,Gt,B,Ds
有名なスタンダード曲。エヴァンゲリオンで使われ幅広く知られています。4beatで演奏することが多い曲ですが、大好きな16beatに編曲。オリジナルのイントロは美しく書けたのですが、アウトロにも使うという循環形式っぽいことをこの頃から試みています。また、歌詞を変更・付け足すことで楽曲の解釈を自分に引き寄せています。
作曲:Bart Haword
編曲、歌詞補作:Tomoko Nishio
編成:Vo,Pf,T.sax,Gt,B,Ds
ジョー・コズマ作曲、Jazzスタンダードとしてあまりにも有名な「枯葉」を大胆に再構成し別曲としました。当初から編曲を超えた再作曲を指向していたようです。
始めて書いたバンド譜です。
作曲:Joseph Kosma
編曲:Tomoko Nishio
編成:Vo,Pf,Syn,T.Sax,Gt,B,Ds